みんなで叶える物語 〜ラブライブ!フェスによせて

こんにちは。さめです。

 

突然ですが、

ラブライブ!フェスが目前ですね!!!!!!!!!!!

 

そんなわけで、今回はラブライブ!との思い出、今の自分の心境、そして意気込み(?)のようなものをこの物語を彩った歌詞たちと共にまとめてみました。

 

終始自分語りの記事になってしまいますが、それでも読んでいただければ幸いです。

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 1.μ'sとの思い出

〇「真っ直ぐな想いがみんなを結ぶ」(μ's 3rd Anniversary LoveLive!)

歌詞はラブライブ!1期のオープニング、「僕らは今のなかで」から。

 

私が初めて行ったμ'sのワンマンライブ。

それがμ's 3rd Anniversary LoveLive!でした。

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当時の半券

そこで放たれた1曲目。それが「僕らは今のなかで」です。

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僕らは今のなかで

ファンのみんなの歓声と共に、イントロが始まり、モニタに何度もみたオープニングの映像が流れ。

 

キャスト九人のシルエットが、モニタに映る「ラブライブ!」の文字が書いてある垂れ幕と重なったとき、一気に爆発したような熱気と興奮に包まれたことは今でも記憶に残っています。

 

それと同時に、「これがラブライブ!の、μ'sの作るライブなんだ」と実感しました。

 

アニメと衣装も振り付けも同じ。アニメ映像とステージ、どちらを見ていいかわからない。

どっちを見てもμ'sがいる。

 

今こそよく聞く「2.5次元」という言葉ですが、それを初めて体感した私はそんな混乱状態に陥っていました。

 

ずっとアニメの世界だと思っていたラブライブ!が、この現実の世界にある。

目の前に広がっている。

十数メートル先に、ずっとテレビ越しで見てきたμ'sがいる。

 

そんな事実を目の当たりにしてからは、彼女たちが歌う歌詞が一気に心に突き刺さるようになりました。

 

その中でも、一番刺さったのが「真っ直ぐな想いがみんなを結ぶ」という歌詞です。

 

感動多き3rdライブ。

その中でも一番涙を誘ったのはアニメ2期発表の瞬間でした。

 

暗転し、静寂が場を支配する会場から一転。

まるで至近距離で花火が炸裂したかのごとく、歓喜・涙・光に包まれるステージ。

 

そしてその瞬間は、初めて私が「ライブ」というもので涙した瞬間でもありました。

 

まだ彼女たちの物語は続くんだ。

こんな素敵な空間がまた味わえるんだ。

「みんなで叶える物語」は、まだまだ終わらないんだーーーーーー。

 

そんな想いが脳内を稲妻のように駆け巡り、気が付けば目から大粒の雫が。

気が付けば隣の席の知らないライバーさんと抱き合って泣いていました。

 

見ず知らずの人と、ここまで感情を共有できるステージ。

 

「真っ直ぐな想いがみんなを結ぶ」

 

この歌詞は私の中で、「ラブライブ!が好きというみんなの真っ直ぐな想いが、

会場にいるファンみんなを結んでくれる」という、彼女たちから受け取った大事な大事なファーストメッセージとなったのです。

 

〇「奇跡それは今さ ここなんだ」(μ's Go Go! LoveLive! 2015 ~DREAM SENSATION!~)

 歌詞はラブライブ!2期12話の挿入歌、「KiRa-KiRa Sensation!」から。

 

 

μ's 3rdライブにより、μ'sの、ラブライブ!の素晴らしさを身を以て体験した私。

 

聞いているひとりひとりの心に飛び込んでくるような歌声と歌詞。

ラブライブ!という世界を作り出すパフォーマンスと演出。

キャストと、キャラと、そしてファンと想いが重なっていく会場。

 

これらを改めて再確認したのが、μ's Go Go! LoveLive! 2015 ~DREAM SENSATION!~でした。

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KiRa-KiRa Sensation!

ラブライブ!優勝という夢を叶える決定打となったこの曲。

 

「早くμ'sとあの優勝の瞬間を味わいたい」

 

そんな気持ちで5thライブに向かった私は、また新たにラブライブ!の凄さに触れることとなります。

 

5thライブも終盤。

満を持して登場したμ'sは、KiRa-KiRa Sensation!衣装を身にまとい、数多のラブライブレードが作り出す光の海に浮かんでいました。

 

待ち望んだKiRa-KiRa Sensation!

会場のボルテージは指数関数的に上昇。

イントロから涙していた私。

 

そんなとき、フッと胸に入ってきた歌詞がありました。

それこそが「奇跡 それは今さ ここなんだ」というサビの歌詞です。

 

「奇跡 それは今さ ここなんだ」

「ここなんだ」

「ここ」・・・・

 

さいたまスーパーアリーナ

アニメでは出てこなかったその場所すら、彼女たちは自身の物語の中に描いてしまっていたのです。

 

その物語は、現在進行形。

今目の前であらすじがどんどん更新されていく。

そしてライブに参加している私もそんな物語の登場人物のひとり。

 

彼女たちが追い求めていた「奇跡」は、今、自分がいる空間にある。

自分は今、彼女たちと「奇跡」を分かち合っている。

 

μ's 3rdライブの時に感じた「2.5次元、アニメ準拠」の一歩上を行く、

この現実世界に「みんなで叶える物語」を作ってしまった彼女たちの力に、ただただ圧倒されていました。

 

銀テープがスポットライトを乱反射し、様々な光に包まれた彼女たちが放ったこの歌詞は、「歌う場所」によって新たな物語を紡ぎだすことを私の心に刻み付けたのです。

 

〇「いまが最高!」(μ's FINAL LoveLive! ~μ'sic Forever~)

 歌詞は劇場版ラブライブ!の挿入歌、「僕たちはひとつの光」から。

 

このライブの前の心境は、フェスを目前にした今の気持ちに近いのかもしれません。

 

ミュージックステーション出演、紅白歌合戦出演と次々に新しい世界の階段を駆け上がっていったμ's。

 

そんな中、急遽発表されたファイナルライブの一報は、私たちのみならずスポーツ紙が大きく取り上げるなど世間を騒がせました。

 

ファイナルライブについて様々な憶測が飛び交う中、μ'sが発した「いまが最高!」という言葉は、今考えればファイナルライブへの高らかな宣言だったのかなと感じています。

 

 

μ'sファイナルライブ。

メドレーを織り交ぜ、これまでμ'sの物語を彩ってきた様々な楽曲が披露されましたね。

 

その中で歌われた曲は実に数年ぶりというものも多々あり、初めて聴いたあの時を思い出しては「あの時も最高だったな」なんてライブ中に何度も想起していました。

 

そしてライブの最後。

ステージが暗転し、ザワザワ声が歓声に変わったその瞬間。

センターステージに大きな花の蕾が出現していました。

 

優しいピアノのイントロに合わせ、ゆっくりと開花していく大きな花。

その花弁の中から笑顔で飛び出してきた9人の女神。

僕たちはひとつの光」の始まりは、私の持てるどんな言葉を使おうとも表現しきれないほどどうしようもなく美しかった。

 

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僕たちはひとつの光

そんな中で、私の心のキャパシティの占有率を徐々に上げていった言葉がありました。

 

「いまが最高」。

 

ライブ中にも振り返ったように、「いまが最高」と思えるタイミングはこれまで数えきれないくらいありました。

μ'sに出会ったあの日から、「いまが最高」という瞬間の連続で。

その「最高」をずっと更新し続けたのが、μ'sと私の歩んできた日々だったことに気づかされました。

 

そして同時に、彼女たちが未来に不安にならず歩みを止めない理由にも気づけました。

 

それは、

「『最高』の積み重ねが軌跡になり、今という瞬間の奇跡を作るのだから、そんな『最高』の瞬間が続くであろう未来もきっと明るく楽しいものになるはずだ」

という、半ば願望のような解釈。

 

この解釈に至ったからこそ、次にμ'sに会う時も「ずっと最高の瞬間の連続だったよ」と言いたいし、会えたその瞬間も「いまが最高」と心の底から思いたいと決意し、涙ながらも笑顔で東京ドームを後にすることができたのです。

 

2.Aqoursとの思い出

〇「キミだって無視できない」(Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE!!~)

歌詞はラブライブ!サンシャイン!!1期3話の挿入歌、「ダイスキだったらダイジョウブ!」から。

 

このころの私は、実はまだラブライブ!サンシャイン!!を本気で応援していこうか悩んでいる時期でもありました。

 

μ'sの偉大さ。

ファイナルライブの美しさ。

 

彼女たちが押し上げた「‪ラブライブ!‬」という名の看板は、とてつもなく高いハードルとなって私の心にのしかかってきたのです。

 

しかし、そんなハードルをぶち壊してくれたのが「キミだって無視できない」というAqoursからの力強いメッセージでした。

 

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ダイスキだったらダイジョウブ!

悩んでいる私に向けてAqoursが叩き付けた挑戦状のように思えたその歌詞は、結果的に私の足をAqours First LoveLive! 〜Step! ZERO to ONE!!〜へと誘う大きな大きな追い風へとかわったのです。

 

今振り返ると、「キミだって無視できない」と彼女たちが断言した理由は、曲名にあったのかな、と思います。

 

 

「‪ラブライブ!‬が、スクールアイドルが『ダイスキだったらダイジョウブ!』」、と。

 

〇「船が往くよ 未来へ旅立とう」(Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~)

歌詞はラブライブ!サンシャイン!!1期13話の挿入歌、「MIRAI TICKET」から。

 

3rdライブで発表された「東京ドーム」という文字は、否が応にもμ'sファイナルライブを思い出すこととなりました。

 

彼女たちもあの日あの時、東京ドームで伝説とさえ思えるあのステージを見ている。

 

誰の心にも、あの日の光景が焼き付いているのは明白でした。

 

 

しかし、彼女たちはやってくれた。

 

 

東京ドームという場所を一瞬にしてAqoursの色に染め上げた彼女たちのステージは、東京ドームを「μ'sの聖地」から「‪ラブライブ!‬の聖地」へと変貌させたのです。

 

それを一番に感じたのが、「船が往くよ 未来へ旅立とう」という歌詞でした。

 

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MIRAI TICKET

東京ドームに広がる光の海を、Aqoursシップと共に出航したAqours

 

その光景はまさに、Aqoursが作り出す「新しいみんなで叶える物語」そのものに見えたのです。

 

‪東京ドームという、誰でも立てるわけではない夢のステージに立ってもなお「未来へ旅立とう」と羽ばたこうとするAqours

 

彼女たちの、そして‪ラブライブ!‬というコンテンツの「終わらない青春」を噛み締めることができたのは、Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~の大きな収穫となりました。

 

〇「いっしょに Brightest Melody」(Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~)

歌詞は劇場版ラブライブ!サンシャイン!!の劇中歌、「Brightest Melody」から。

 

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Brightest Melody

劇場版を終え、アニメーションとしてのラブライブ!サンシャイン‼︎はここで一区切りつきました。

 

そこから放たれるAqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~。

 

それは私にとって、Aqoursラブライブ!サンシャイン‼︎の物語がこれからも続いていくことを確認するような、約束するようなライブでした。

 

そんな気持ちが「いっしょに Brightest Melody」という歌詞に見事に集約されていたからこそ、私はこの歌詞がめちゃくちゃ好きなんだと思っています。

 

Aqoursがどんな大きな舞台に立っても、どれだけ遠い場所でライブを行おうとも。

 

それでも我々に「いっしょにBrightest Melody」という歌詞で手を差し伸べてくれる。

 

そんな私のワガママのような願いは、メットライフドームで現実のものとなります。

 

何度も何度も聴き込んだその歌詞に添えられた小指を立てる振り付けは、そこに「Aqoursと我々はずっと一緒」という確固たる結束を醸し出していました。

 

(ちなみに過去の記事ではこんなことを書いています)

same-lovelive.hatenablog.com

3.虹ヶ咲スクールアイドル同好会との思い出

〇「出逢えた奇跡は 何より宝もの」(虹ヶ咲スクールアイドル同好会 FIRST LIVE with You)

歌詞は虹ヶ咲スクールアイドル同好会2ndアルバム収録、「Love U my friends」から。

 

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Love U my friends

ラブライブ!サンシャイン‼︎、Aqoursで再確認した「仲間たちと追いかける‪ラブライブ!‬の楽しさ、大切さ」は、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会でも変わることはありませんでした。

 

だからこそ、この歌詞が刺さったのかもしれません。

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会という新しい‪ラブライブ!‬は、我々に「それぞれがもつ‪ラブライブ!‬のあり方」を改めて見つめ直す機会を与えてくれました。

 

1人1人に目指したいスクールアイドル像があり、それに向かって邁進していく姿は、一緒に‪ラブライブ!‬を追いかけている仲間たちに重なるところがあることに気づいたわけです。

 

時にはライバルとして、時には仲間として。

 

同じ‪ラブライブ!‬を愛しつつ、それでも1人1人心の中に「俺‪ラブライブ!‬」があり、それを共有する時間が愛おしい。

 

そんな愛しさを真っ直ぐな言葉で歌ってくれたのが、「出逢えた奇跡は 何より宝もの」という歌詞でした。

 

出逢いは偶然かもしれません。

 

でも、そんな偶然を「奇跡」だと思える力。

「宝もの」だと誇れる力。

 

それがこの‪ラブライブ!‬というコンテンツにあるのだと、Love U my friendsのおかげで再確認できたのです。

 

4.そしてラブライブ!フェスへ

そんな言葉たちや仲間たちとの出会いを繰り返して、私たちはいよいよラブライブ!フェスを目前にしています。

 

何が起きるのか、想像もつきません。

何を準備していいのか、皆目見当もつきません。

 

でも、それでいいんだと今は思っています。

 

‪なぜならば、ラブライブ!‬「フェス」だから。

誰かが言っていた、「起きることを全て楽しむこと」というセリフ。

 

これが全てなんだな、と妙に納得しました。

 

振り返ってみれば、ずっと「最高」を維持し続けてきた‪ラブライブ!‬シリーズ。

 

29人の想い、夢、歌声がひとつになるこのイベントは、そんな「最高」の上限をぶち破ることになるでしょう。

 

だからこそ、彼女たちは新たな夢に向かって走り続けているのだと思います。

 

「負けない心で 明日へ駆けて行こう」

「とりあえず元気にとびだそう」

「だからまっすぐに進んでみよう」

 

まだ見えぬ未来だからこそ、そこに大きな輝きを、奇跡を求めて挑み続ける。

 

‪そんな最大限のキラキラが、さいたまスーパーアリーナで炸裂することを願って。

 

「大好きな場所がある」喜びを噛み締めに行きたいと思います。

 

最後は、今まで一緒に追いかけてきてくれた仲間への感謝と、‪ラブライブ!‬に関わった全ての方々への感謝の気持ちを込めてこの歌詞で締めようと思います。

 

   「奇跡 それは今さ ここなんだ みんなの想いが導いた場所なんだ」

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9人からはじまった夢、永久にーーーーーー。