虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた⑦ ~優木せつ菜編~
こんにちは。さめです。
今回も虹ヶ咲の各メンバーについて各種メディアでとりあげられた情報を整理して自分なりにまとめてみました。
虹ヶ咲が気になっている人。
虹ヶ咲の推しが定まらない人。
虹ヶ咲の魅力について知りたい人。
そんな方々の力になれたら幸いです。
第7回目のターゲットは優木せつ菜ちゃんです!
(本シリーズの別の記事はこちら)
虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた① ~上原歩夢編~
虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた② ~中須かすみ編~
虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた③ ~桜坂しずく編~
虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた④ ~朝香果林編~
虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた⑤ ~宮下愛編~
虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた⑥ ~近江彼方編~
虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた⑧ ~エマ・ヴェルデ編~
虹ヶ咲スクールアイドル同好会についてまとめてみた⑨ ~天王寺璃奈編~
※スクスタのメインストーリー・キズナエピソードのネタバレがありますのでご注意ください。
〇基本プロフィール
<本気系スクールアイドル>
本名:中川菜々
誕生日:8/8
星座:獅子座
血液型:O型
身長:154cm
3サイズ:83/56/81
声優:楠木ともり
他校からも注目を集める期待のスクールアイドルである彼女。
ここからは、彼女の性格・想い・エピソードをカテゴライズしてみていきましょう。
〇スクールアイドル同好会にかける想い
スクールアイドル活動で忙しいためか「校内でその姿を見た人はいない」という都市伝説のような噂が絶えない彼女は、昔からスクールアイドルが大好きなニジガクメンバーの1人です。
「高校生になったら、絶対スクールアイドルになりたいと思っていた」と語る彼女は、その言葉通り、虹ヶ咲学園に入学後、スクールアイドル同好会に入部します。
彼女がずっと探し求めていた「大好き」を広められる場所にとうとうたどり着いた彼女。
スクールアイドルが大好きな5人で活動を始めた虹ヶ咲スクールアイドル同好会。
しかし、全てが順風満帆だと思われていたその時間も長くは続きませんでした。
5つの不器用な青春が、少しずつ、その永劫とも思える時間に綻びを生じさせました。
部活動研究発表会のため、グループでライブを開こうとしていた彼女たち。
しかし、もともとスクールアイドルが大好きで、自分の中に確固たる「スクールアイドル像」を持っていた5人の意見がまとまることはありませんでした。
そして彼女たちは気づきます。
まとまらない。ひとつになれない。一緒の方向に行けない。
そんな後ろめたさを抱えた彼女たちは、1人、また1人と同好会の部屋に姿を見せなくなっていったのです。
結果、彼方の成績降下による猛勉強・エマのスイス里帰りも重なり、かすみ1人が同好会の部屋にとり残されてしまいました。
そんな中、一番責任を感じていたのがせつ菜でした。
自分の「大好き」という気持ちが暴走しすぎて、それを他のメンバーに強要してしまっていた。
そのせいでメンバーとの仲がぎこちないものになってしまった。
彼女はそんな想いから、虹ヶ咲スクールアイドル同好会から身を引き、「優木せつ菜」というスクールアイドルを自分の中に封印してしまいます。
生徒会長という立場はあれど、一番好きな世界で一番輝いていた「優木せつ菜」という存在に対してここまで言及してしまう彼女の心は、きっと張り裂けそうな気持ちでいっぱいだったんだと思います。
もちろん彼女が100%悪い、というわけではありません。
ですが、彼女の真面目で責任感の強い性格から、このような考えに至ってしまったのだと考えられます。
そして、彼女がこのような考えに至った要因がもう1つ。
それは、自分の行ないで、彼女が大好きな「スクールアイドル」を誰かに嫌いになってほしくなかった、という気持ちが大きかったのではないか?ということです。
自身の言動がきっかけで、自分が好きなコンテンツを誰かが嫌いになる。
それは「大好き」を広める野望を抱く彼女にとって、最も避けたいことだったに違いありません。
だからこそ、彼女は自分から身を引いたのです。
他の4人には変わらずに自分が好きなスクールアイドルを好きなままでいてほしい。
スクールアイドルを続けてほしい。
悪いのは全部私だから。
そんな想いを胸に秘め、黙々と生徒会の作業を行なう彼女。
見慣れた生徒会室の風景も、どこか広く感じるようになっていったその矢先。
「スクールアイドル・優木せつ菜」をあきらめきれない彼女の心と同調するように、「あなた」という存在が彼女の世界に飛び込んできます。
「スクールアイドルが大好きだから、同好会は絶対つぶさせない」
「あなた」のそんな言動に心動かされた彼女は、再びスクールアイドルの世界へと舞い戻ります。
もう二度と自分の大事な気持ちを裏切らない。
個々の魅力を放つ新生・虹ヶ咲スクールアイドル同好会の一員として。
夢はいつか輝きだすと信じて・・・。
〇スクールアイドルへの想い
そんなエピソードを持つ彼女ですが、第一に特筆すべきはやはり「スクールアイドル愛」でしょう。
「私が本当の私でいられるのはスクールアイドルをしているときだけ」とまで語る彼女は、スクールアイドルの世界を「キラキラしてて、楽しくて、とっても優しい世界」と表現しています。
また、スクスタのキズナエピソードではスクールアイドルについてこのような表現をしていました。
スクールアイドルが大好きで。
スクールアイドルが大好きな人たちが大好き。
それこそが自身の原点だと、胸を張って宣言する彼女は笑顔に溢れていますよね。
そんな「スクールアイドル愛」は、周りのメンバーにも伝播していきます。
「せつ菜は本当にスクールアイドル愛にあふれているわね」(朝香果林)
「心の底からスクールアイドルが好き」(近江彼方)
ただでさえ「スクールアイドルが大好き」という共通した気持ちを持つ同好会のメンバーたち。
そんな彼女たちにここまで言わしめるとは、流石だと言わざるを得ません。
電撃ではこんなエピソードもありました。
ある日、中須かすみに「誕生日プレゼント何がいいか?」と聞かれ、「みんなのライブを最前で見ること」と答えるせつ菜。
その言葉を聞いたかすみと果林が誕生日プレゼントとして用意したのは、なんと優木せつ菜自身のバースデーライブのステージ。
「『優木せつ菜』が一番喜ぶのはライブのステージだ」という果林とかすみの想いが作り上げたせつ菜のライブステージ。
これはまさに彼女の「スクールアイドルが大好き」という気持ちが果林とかすみに伝播した結果ですよね。
また、「スクールアイドルが大好きな気持ちが原点だ」というエピソードは彼女が生徒会活動を行なっている理由でもあります。
中川家ではアニメや漫画、スクールアイドル活動が禁止されています。
しかし、大好きなスクールアイドル諦めきれない彼女は、変装し「優木せつ菜」という名前を名乗り両親に隠れてスクールアイドル活動を行ってきました。
ですが、それだけでは下校の時間が遅くなったり、休日に家にいないことを両親に問い詰められてしまいます。
そこで彼女は、スクールアイドル活動の時間を「生徒会の仕事」として工面することに決めました。
つまり、彼女が生徒会をやっている一つの要因は
「スクールアイドルを一番大事に思っている」という気持ちなのです。
生徒会の仕事をすることで、自分の大好きなスクールアイドル活動を守る。
この決意から、彼女がどれだけスクールアイドルを愛しているかが分かりますよね。
「スクールアイドルは奇跡を起こしてこそですから!」(電撃)
スクールアイドルが起こした数々の奇跡を目の当たりにしてきた彼女。
そんな彼女が放つ「スクールアイドルが大好き」という気持ちは、これからもずっと伝播していくことでしょう。
〇生徒会活動とスクールアイドル活動
スクールアイドルにアツい想いを抱いている彼女ですが、生徒会の仕事も手を抜くことはありません。
生徒会長としての彼女は、毅然とした態度で真面目に物事に取り組んでいます。
「学校にいる全生徒の顔と名前を記憶している」という驚愕のエピソードを持つ彼女。
そんな彼女が生徒会長になったきっかけは、彼女の両親の言葉です。
「『自ら行動してリーダーシップを取れるような、そんな人間になってほしい』と小さい頃から言われてきた」
両親に言われてこの言葉の通りにしてきた彼女は、小学校・中学校でも生徒会長だったという過去があります。
幼いころから生徒会長をやっているおかげで、彼女の中に「真面目さ」「リーダーシップ」「丁寧さ」といったものがどんどん育っていったのでしょう。
「生徒会長・中川菜々」としての彼女は、普段の「スクールアイドル・優木せつ菜」とはとても同一人物とは思えないほどの人格を形成しています。
これについてはこんなエピソードがあります。
いつも通りスクールアイドル活動に勤しむせつ菜。
そんな姿を見て、彼方が「(せつ菜は)生徒会長のときとテンションが全然違う」と言った時、彼女はこう言い放ちました。
「それはそうですよ。あれは『虹ヶ咲学園の生徒会長』ですから。スクールアイドルの優木せつ菜とは違いますよ!」
同一人物とは思えない発言ですよね。
彼女の中で「スクールアイドル活動」と「生徒会活動」をしっかりすみ分けている証拠です。
生徒会活動にスクールアイドル活動は持ち込まない。
スクールアイドル活動に生徒会活動は持ち込まない。
しっかりケジメをつけて、公私混同をせず、2つの活動を両立させている。
そんな姿を見たエマに、「(スクールアイドル活動と生徒会活動)どっちも好きなんだね」と言わしめるほどです。
そんな彼女は、生徒会活動についてこう語っています。
「やりがいは凄く感じるし、小さなころからやってきたらもう自分の生き方の1つ」
彼女の中で、スクールアイドル活動と並び生徒会活動も生き方の1つとなっているのです。
そんな生徒会活動について、前項で「スクールアイドル活動の時間を「生徒会の仕事」として工面すること」と書きましたが、彼女は生徒会活動で手を抜いているわけではありません。
生徒会活動をこなしつつスクールアイドル活動の時間を作ることができる、ということはむしろ生徒会活動を全力で行っている証拠になるのです。
スクールアイドル活動も生徒会活動も全力で頑張る。
これが生徒会長・中川菜々、そしてスクールアイドル・優木せつ菜としての矜持なのです。
〇サブカルへの想い
スクールアイドル。生徒会長。
そして彼女の「第三の顔」こそがサブカル文化に造詣が深いこと・・・つまりオタクです。
趣味はアニメ、ゲーム、ラノベ、漫画。
スクールアイドル活動以外の時間は録画したアニメの消化しているという彼女。
そのオタク度(?)は筋金入りで、こんなエピソードが乱立するほどです。
・夏の「例の即売会」に参加した思い出を延々と話し続ける
・ラノベを読むと、物語の中に入ってしまうくらい夢中になる
・「萌え」の概念について1時間語る・ラノベを書き、新人賞に応募したことがある
その生き様たるや、「あなた」に
「アニメやゲームはせつ菜ちゃんの大好きを後押しするパワーだから!」
と言わしめるほど。
そんな彼女に欠かせないエピソードが、「優木せつ菜」という名前の経緯です。
スクールアイドルとしての彼女の名前。
その由来は、大好きなラノベの好きなキャラ名(ユウキとセツナ)なのです。
大好きなキャラから借りた名前で活動すると、すごいパワーが湧いてくる。
そう語る彼女ですが、自分の好きなキャラの名前を背負っての活動はとても勇気がいることですよね。
ですが、そんな勇気すらも彼女はアニメや漫画から貰っているのです。
いつも毅然とふるまう彼女。
その背中を押しているのは、彼女が愛した作品に生きる登場人物たちの見えない手なのかもしれません。
〇「大好き」を広めようとする姿勢
いろいろなものを愛する彼女ですが、彼女はそれを胸の内に秘めるだけではありません。
彼女は自身の中にある「大好き」という気持ちを広めようと努力しています。
彼女が「大好き」を広めようとしている理由。
それは「大好き」という気持ちが彼女の原動力になっているから。
つまり、彼女は「『大好き』という気持ちは何か行動を起こす力の源となる」ことをいろんな人に知ってもらいたいのです。
大好きなことが禁止されていた彼女がやっと出会えたスクールアイドルの世界。
そこで自分の「大好き」という気持ちと真正面に向き合った彼女は、だんだんその気持ちが「力」に変わっていくことを実感したのでしょう。
「誰もが大好きを言えちゃう世界を、もっともっと広げていきたい」という願いも、そんな経験から生まれたのかもしれません。
「大好きを爆発させちゃいましょう!」
こう言ってステージに飛び出していく彼女の後姿は、見ている人たちに奮い立たせるような力を分け与えてくれているような気がしますよね。
〇真っすぐ突き進んでいく姿
「大好き」を広めようとする彼女は、その気持ちを胸にどんなときでも真っすぐ突き進んでいきます。
手相占いで「次のライブで失敗する」とかすみに言われるも
「燃えてきました!絶対に大成功させてみせます!」と逆に意気込む姿に、かすみは
「いつも真っ直ぐで暑苦しい」(中須かすみ)
と褒めているのか嫌がっているのかよくわからないコメントしています。
また、優木せつ菜を演じている楠木ともりさんは彼女の魅力についてこう語っています。
「自分の思いを堂々と大きな声で宣言でき、そこに向かってまっすぐに突き進んで行く姿は本当にかっこいいし、憧れる」(楠木ともり、声優アニメディア2019年7月号)
彼女のこんな姿があるからこそ、「大好き」を広めたいんだという彼女の想いが真っすぐに伝わってきますよね。
〇真面目さ
彼女は、真面目さが際立つ女の子でもあります。
テストは普通科でも上位に入るという彼女は、
「やるべきことはやっておかないと、好きなことをやるときに足枷になる」
という真摯な気持ちの持ち主です。
特に校則を守ろうとする姿は、彼女の「真面目さ」の象徴と言えるでしょう。
それはスクールアイドル活動をやっているときも例外ではありません。
どんなにスクールアイドル活動が大好きといっても、部活は部活。
学校が定めた最終下校時刻が近づいたら他のメンバーに帰宅を促し、自身もちゃんと帰り支度を始めます。
また、こんなこともありました。
両親と喧嘩し、行先を告げず家出をした彼女。
メンバーの家を転々とし、次にエマと果林の寮に泊まろうとした時のこと。
こっそり泊まるものだと思っていた2人は、その時の彼女の行動に驚いてしまいます。
なんと彼女は、「決まりですから」と言い両親に連絡される危険性があるにもかかわらず律儀に宿泊許可を寮長にとってしまうのです。
まさに生徒の模範となる生徒会長らしい姿。
この真面目さが土台にあることで、彼女が放つ「大好き」という気持ちは一層輝きを増していきます。
〇その他
・意外と子供っぽい
「大好き」が加速した結果、子供らしい一面を見せてくれるのも彼女の魅力の1つです。
「あなた」の部屋で漫画を読んでいるときのこと。
彼女は思わず思っていることをバンバン口に出してしまいます。
それをみた「あなた」の胸の内がこちら。
これを指摘された彼女が「いつも1人で読んでるから、独り言が癖になっている」とやや言い訳っぽく釈明する姿も、子供っぽい一面をより醸し出していますよね。
以上、今回は優木せつ菜ちゃんの魅力に迫ってみました。
次回はエマ・ヴェルデちゃんの魅力についてまとめていこうと思います。
それでは。